一人遊びの弊害
中高時代、友達がいないから一人で遊んでいる時間が長かった。
そうなると、いかに一人で時間を潰すか、いかに一人で楽しむか、が大事になる。
そこで、一人で公園の砂場で遊んでいるとか、プログラミングやるとか、クリエイティブな遊び方でもできたらよかったのだが、
ぼくがハマってたのは主にゲームと2chだった。
凡人丸出しである。
とはいえ、友達がいない癖に遊ぶのは好きなものだから、
自分なりに楽しい一人遊びを模索した。
ゲームに関して言えば、オフラインでの対戦会に入り浸ったり、
ネットゲームを中高生なりにやり込んだり、
シミュレーションゲームは自己満足のために延々と何時間でもしょうもない作業をしたり。
漫画・アニメ・映画も、いっぱい見た。
そうしたら、たいした感性のないぼくでも、
「自分がこれを好き!」という感覚は、磨かれていった。
喜ぶべきことなのだろうけど、
でもその結果、ワンピースを素直に楽しんで読めない好きとか言えない、
捻くれたサブカル被れ野郎の一丁上がりである。
そんな風に自分の好きに拘りを持ち始めたものだから、
自分が面白くないものを面白がってる人たちが、好きくない。
好きくないから、関わりたくない。
だから、社会と関わりたくない。
嫌いだ嫌い。何が面白くてお前ら生きてんだよ。
好きじゃないと嫌いは違うはずなのに、どうしてこう思ってしまうのか。
しょっぱいぜマイライフ。